十干十二支~干支について②

十干十二支~干支について②



・・・というわけで、今度は十二支についてお話します。

(日付的には連続投稿です)



十二支は、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥と、

12体の動物を当てはめて考えられていますね。



これは、日本人にはとても馴染み深いもので、

特に年輩の方などは、ご自身の星座が分からなくても、

干支はご存知であることが当然となっていますね。



若い方でも、ご自分の干支は多くの方が知っていると思います。



また、亥年は天災が多い等、

その年についての色々な流れを当てはめて考えられることもあるようです。

(また、その逆、こういう年だからそれに当たる動物を充てたともいえます)



その年がどんな年なのか?ということを端的に表しているものは、

松田邦夫先生の著書の中に分かり易い記載があります。

それぞれの云われは以下の通りです。



■子

草木の種子がどんどん伸びて芽生える状態で、よく繁殖することをいい、

たくさんの子を産むネズミを当てた。縁起の良い年である。





■丑

紐という字の略字で、締め付けることを表す。

草木の芽が蕾の中で固く結んだまま、まだ十分に生育していない状態を指す。

これが牛になったのは、形と字音が似ているからである。

忍耐の年である。





■寅

眠れる獅子のごとく、草木の芽が土中でじっと生育を待っている状態。

古来、中国や朝鮮半島では虎を一番恐れたのでこの連想に繋がった。

希望の芽をはらんだ年である。





■卯

草木がいよいよ地面を押し開き、地上に萌え出す状態である。

兎を当てたのは、卯の字がウサギの耳に似ているからです。

平穏な年といえる。





■辰

草木が勢いよく伸びる状態で、古代中国では、さそり座の大火・アンタレス星を指す言葉であった。

陽性が強く、十二支の中心とされている。

さそり座の形が空想上の動物であるドラゴンに似ているところから竜を当てた。

この年は強運の年といわれ、万事積極的に積極的に活躍するチャンスである。





■巳

草木の生育が盛りを過ぎ、止まった状態である。

字形がくねくねと蛇に似ているところから蛇に当てられた。

守りの年といえる。





■午

草木が盛りの状態から、だんだん衰えをみせる頃で、午は杵の原字である。

午が馬になったのは、午が互(ご)と同音で、

互は仲間の群棲する様をいい、馬群に似ているからである。

午は午前、午後の午であり、「中間」を意味するので、「中道」にも通ずるが、

「天馬空を往く」の例え通り、活力と発展の年ともいわれている。





■未

木の枝葉が茂り、草木が成熟した状態である。

中国語の未の音は「ウェイ」で、あたかも羊が鳴き声に似ているところから、未が当てられた。

羊の毛のように豊であり、繁栄のチャンスとされている。





■申

草木が十分に伸びきった状態である。

字の形は「電光」を指し、猿の仕草にも当てはまるので猿が当てられた。

猿は知恵があり、物真似がうまいので、この年は猿がボスの命令に従うように、

先輩やリーダーの意見をよく聞き、あまり仲間ハズレの行動を取らないことが肝要の年である。





■酉

草木の熟した実を壷に入れて保存する状態である。

元来、酉は「酒」という字のサンズイが無い形で、「絞る」意味もある。

これが鶏と結びついたのは、「生活のため鶏の首をしめ殺す」ことからの発想で、

鶏料理でいっぱい呑むということになるのかも知れない。

「実り多い年」の象徴で、黄金に関係深く、金儲けのチャンスである。





■戌

草木の滅び行く状態で、農耕がひと段落した時期である。

この季節は、農夫が山や森に入って狩猟をする。

その時に犬を連れて行くので、犬が当てれらた。

何をやってもあまりうまくいかない年回りとされている。





■亥

草木がその生命を終わって、地中に戻り行く状態で、冬眠の季節でもある。

猪にあてられたのは、「亥」という字が仔豚を意味しており、

それから発展して豚の兄弟分でもある猪が当てられた。

十二支の締めくくりで「一陽来復」を願う年である。



※参考文献:大宮寺陰陽(松田邦夫)著「開運なるほど雑学辞典」

    ↓

ちょっと古い本だけど、誰でも取っ付きやすく、読みやすい内容の好著。

図書館などで探してみることをお薦めしたいです。





自分の生まれ年や、今年、来年の感じ、

色々なものをこれに当てはめて考えて見ると、結構、面白いと思います。







カテゴリー: 十干十二支~干支について パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です